ご夫婦共にコロナ禍でWテレワークとなり、未就学児を2人抱えたA様からのご依頼。一番初めのアポイントは2020年の2月でした。もともとはご夫婦の片付けの考え方の違いからウチカラにサポートを求めていらっしゃったのですが、その後コロナ禍へ突入。はじめは下のお子様の保育園が決まれば慣らし保育中に正式に作業をお願いしたい、ということでしたがコロナのことがあり、いきなり子供在宅でのWテレワークが始まったとのことで、「宇高さん、、家を整えるのが急務なんです」とご連絡がありました。
とは言え、世の中は不要不急の外出は控えて、、という日本中が外に誰も出ていなかった時期。急遽オンラインコンサルティングに切り替えさせていただき、ご夫婦でコンサルティングを受けてもらうことに。
ご依頼者:神奈川県のマンション在住のフリーランスワーママA様
ご主人、ご長女(幼稚園)ご長男(保育園)4人家族
依頼内容:夫婦間の片付けの考え方の違いでのストレスを解消した空間
作業箇所:クローゼット、キッチン、子供部屋、洗面所
作業回数:コンサル1回 作業回数3回
スタッフ:宇高1名
事前にお部屋の画像を拝見すると、なるほどなるほど、ご夫婦でタイプが違う!とみてわかるほどのタイプの差。
整理収納好きのご主人のエリアはきっちり収納で物を手放すのは苦手、逆にA様はインテリアのセンスは抜群で、収納はざっくりと収めたいタイプ、一度スイッチが入れば手放すことはサクサクこなせる方。
まずはコンサルで、それぞれタイプが違いますよ、ということを認識していただき、「どちらが正解ということもないですが、とにかくお二人ともが気持ちよく暮らせる空間を作りましょう。」ということをお伝えしました。
片づけにおける夫婦間の考え方の違いというのは、想像以上にストレスとなります。「どうしてできないの!?」とか「そんな風にできない」などと思いがちですが、まずは「片付けにはそれぞれタイプがある」ということを知り、それぞれの違いを認めることが心地よい暮らしができる第一歩です。
実際に作業の日になりましたら、私が到着するまでに結構ご夫婦でいろいろと準備をすすめてくださり、クローゼットが一日で整いました。
二度目にお伺いしたときはキッチンの作業を。
この作業がA様の片付け欲に火をつけたようでした。
ひとつひとつ物を見直して、この範囲に収まるようにしていきましょう、と物の要不要をし、その間に私が収めていきます。
キッチンが整ったことでスイッチが入ったA様、空き部屋だった子供部屋においてあった数々のものをどんどん手放されました。私が再度お伺いしたときには、すでに子供部屋ががらんとしているくらい。ほぼ収めるだけ!という作業に。
そのほか、洗面所などもオーガナイズ。最終的に洗濯機の上にプチリフォームで収納もつけていただき、すっきりしました!
その後は、もう私のサポートなど必要ないくらい、ご夫婦で意見を合わせてお互いを尊重して片付けが進んでいるようで、本当に素晴らしいです。
実は3度目の作業に伺う前に第3子の妊娠が発覚したようで、なおさら子供部屋の収納作業に熱が入りました。ナイスタイミングでした!
はじめは片付けが苦手、とおっしゃっていたA様ですが、コンサルの際に「Aさんは片付けが苦手なのではなく、ただここ数年育児が忙しくて片付けに手をつけられていなかっただけです。そしてモチベーションが大事なタイプなので、一度崩れると、やる気もなくしてしまっていただけだと思いますよ。ビジュアルを刺激するとやる気が出てきます」と話していたので、本当にその通りでした!
第3子のご出産が楽しみですね^^
A様、ありがとうございました。