内窓をつけてわかった「快適」な部屋①

2020.12.03

ブログ「ウチカラ」にご訪問ありがとうございます。

あなたの家（うち）から　ラクで楽しい暮らしを！
横浜のライフオーガナイザー®宇高有香です。

先日公開された「北欧、暮らしの道具店」の記事をご覧になっていただいた方、ありがとうございます。

というわけで、インプラスfor Renovation を子供部屋につけて2ヶ月ほどが経つのですが、記事には載っていない実際のところについて書きたいと思います。

ぜひ、マンションのリノベーションを計画している方や、今マンション・戸建てに住んでいる方、参考にしてみてください。

まず、大前提として、窓ってリフォームできないんです。知っていましたか？キッチンやトイレなどの衛生設備はもちろん、間取りだってやろうと思えば変えられます。でも窓は変えられないんです！この事実、知らない人が多いんじゃないでしょうか。（新築を考えている方、気をつけてくださいねー！）

我が家は窓が大きく、一般の住宅よりも窓がたくさんある家なので、新築の時に窓について最低限の知識はありましたが、設計当時12年前は、ペアガラスは出てきてはいましたが、標準ではなく、やはり高価なものでした。ましてやペアサッシ（いわゆる窓枠の部分です）なんて、まだ全然流通していないころで。
予算が合わなかったので、将来的にペアガラスにできるような仕様にしてもらっていました。

けど実際暮らしてみて、、窓のこと、もっとちゃんと考えておけばよかった、、と後悔しているのも事実。家のデザインとしても重要な窓の存在は好きだし、窓から見える景色とか、開放感とか、風が抜けるところとかはすごくお気に入りなのですが。

大きな窓から見える景色とか開放感。こういうところは本当にお気に入り。

ストレスがあるのは主に冬。北西側の子供部屋は、隣家が上部？（坂の土地なので隣より上部・笑）に迫っているため日当たりが悪く、冬は寒いし結露は凄い。かといってすぐ手が届くところに窓があるわけでもないので、結露の拭き取りも毎日なんてやってられません。

何も置いていないときの子供部屋。位置が気に入らないわけではなく、結露が出来たら掃除がしにくい点が困りごとでした。

だから冬は冷気遮断のためロールスクリーンを下ろして寝ていましたが、今回内窓をつけたときにロールスクリーンを外してみたら、裏にカビが生えていて正直自分に引きました・・・結局は毎日くらいの頻度でやらなきゃいけなかったんでしょうね。

子供部屋を分けて、個室を作ったのは夏のことでした。夏の時は快適だったけど、冬はどうなるのか・・・？と思いつつ見て見ぬフリをしていましたら、ちょうど「北欧、暮らしの道具店」さんから今回のお話をいただきまして。

インプラスの新商品が出るようなんです、とご紹介された時は、正直、「インプラス＝内窓」って取ってつけたようなイメージがあって、デザイン的にどうなんだろう？と勝手な思い込みがあったのですが、インプラスfor Renovationの情報を見て、「これはむしろつけたい！！」と素直に思いました。

写真だけでは伝わらないところが残念ではあるのですが、まず惹かれたのはその素材感。

息子の部屋はブリュームメタルグレー。普通のグレーではなく、ざらざらした石のような感じ。

事前にサンプルを見せてもらったので、息子と娘に実際に手に取ってもらって、子供たちに決めてもらいました。
息子はチークと迷っていましたが、最終的にブリュームメタルグレーに。娘はライトオーク即決でした。

ライトオークも、色だけがライトオークなのではなく、木の質感が感じられるようなマットな素材感。高級感があります。これはぜひショールームで実際にてにとって見てみてほしい！

息子の部屋は子供部屋の中でもさらに北側なので、ガラスはより断熱効果の高いLowEガラスに。そして娘は単純にデザインが気に入ってチェッカーガラスにしたのですが、これがつけてみると想像以上の効果がありました。

ライトオークにチェッカーガラス、女の子の部屋という感じとか韓国インテリア系でとても可愛いです！

実は最初、設置が入ると聞いていた時は、もともとつけていたロールスクリーンはそのまま使うつもりだったんです。ですが、つけていただいた部屋を見たら、十分目隠しになるじゃん！と思ったし、せっかくのおしゃれな窓枠が見えなかったらもったいない！と思って外してみたんですよね。（で、外したら想像以上にカビが生えていたという・・・）

娘が成長したらやはりガラスの奥に隣家があるのでロールスクリーンがないと着替えの時とか気になるだろうなと思っていたので、これは予期せぬ効果でした。

よくみるとロールスクリーンの金具がありますが、結局なくてもいいということがわかったので、金具ごと外しました

ロールスクリーンを外せるなら、スクリーンを下ろす手間もいらないですもんね。
不要なことはなるべく排除したい私みたいな人には透けないデザインガラス、向いているな、と思いました。（カーテンとかすごく嫌な人です、洗濯面倒すぎる・・・）

ちなみに、LowEガラスの息子の部屋は透明なのですが、実は外からは中が見えにくくなっているようなんです。だから息子の部屋もロールスクリーンを外してスッキリ。

部屋の雰囲気ともバッチリです！

依頼をいただいた時は内窓のイメージは　断熱性能が上がり、結露の心配がなくなる。というくらいの利点しか想像できなかったのですが、そこにインテリア性が加わったのが、やはり私の一番の推しポイントとなりました。

当然、子供達も大喜び。まずは、息子「かっこいい」娘「可愛い！」のデザイン要素の反応が一番でしたが、この12月に入っても部屋が「寒くない」ってのは、やはり大きいかなと思います。夜中子供達が寝ている様子を見ていると、娘も息子も、布団剥ぎがち（笑）。
今まではここまで寒くなってくると、毎晩寝る前に、「ママ湯たんぽ入れてー」とせがまれていたのですが、時間帯的に他の家事をやっていることが多い時間帯だったので、それが面倒で・・それが無くなったのも思わぬメリット。

こんな窓、今まであったのかなぁ？知らなかっただけかな？と思って聞いて見たら、やはりオシャレ内窓は他にはないらしいです。

これからは、リノベを計画している新築収納プランニングのお客様にもオススメしたいと思います。

長くなってしまいましたが、デメリットはどうか？についても質問をいただきましたので、次回書きますね〜

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