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S様邸 片付け収納作業

S様邸 片付け収納作業

本日もまた、お客様の作業のBeforeAfterのご紹介です。

はじめてご連絡を頂いた時のメールだけではわからなかった、お客さまが抱えていたモノ。
お伺いしお話を聞くと、それはモノだけでなく、心の中にもたくさんのもやもやが潜んでいました。
ひどくご自分でご自身を責めていらっしゃったように思いました。

じっくりカウンセリングでお話を伺い、思考の整理と同じく、感情のオーガナイズも必要だと感じましたので、オススメの本などもご紹介させていただきながらのスタートでした。

■神奈川県在住S様(30代)お子様2人(小学生・乳児)
居住形態:マンション 
■作業回数:4回 
作業箇所:LDK・洋室・寝室クローゼット・和室 

お子様とご主人が寝ている和室。布団を敷くだけで精一杯の場所でした。
奥には、せっかくのデザイナーズチェアが押し込まれて物置化している状態でした。
(コル●ィジェのシェーズロング・・さすがにこの椅子を和室奥に押し込まないで~~!と思いました(笑)家具好きの叫び)

いろんな事情があり、増えてきたモノ。
でも、それぞれの思いがあり、なかなか手放せない・・

とおっしゃっていたお客さま。理想とするゴールに向け、少しずつお話をしながら作業をすすめました。

最終的にはこのようにスッキリ!お客さまには相当数のモノと向き合っていただきました。
写真にすると簡単なように見えますが、お客さまにはかなりおつらい作業だったと思います。
全てをなくしたわけでは決してなく、家全体を見渡し、ここにあるものは少し先の将来を見据えてこちらへ、という、物の配置も大きく変化させました。

そして、和室奥にあったシェーズロングは、元々リビングにあったお子様用デスクをお子様の個室ができたことにより子供部屋に移動し、ついにリビングへ!

はぁ~うっとり♡
下のお子様が幼稚園に入り少し時間ができたら、家でできる仕事をいつでも再開できるように、ソファの脇に仕事用品もスタンバイさせていただきました。

そして実はお子様のお部屋となった部屋、、元々は足を踏み入れたくないとおっしゃるような物置部屋でした。。

この収納の他にも、部屋には以前の住居で使っていたけれど、「何かに使えるかも?」と思って残していた食器棚や収納家具なども置かれていて、簡単に子供部屋に変更できる状態ではありませんでした。

小学校中学年のお子様。この頃になると、家の中に、一人になれる空間が必要になる子が多いようです。
弟君の上着はママが取り、自分のものは自分で取れるようにと、クローゼットを整え、

部屋いっぱいにあった幼少時代からのおもちゃも整理し、遊ぶ時は遊んで、それ以外は全て収納の中へしまえるように。

自分の部屋ができたことが嬉しかったようで、初回訪問時にデスクを移動してから、いつ行ってもきれいに整えられていたお子様デスク。

これには私も同行スタッフ小川も、毎度毎度感心しきり!
息子さんにもおもちゃの仕分けで作業にも少しだけ入ってもらいましたが、毎回私達の訪問を楽しみにしてくれて、かわいい男子のアピールに私達もにやにやしてしまいましたよ~(笑)。

以下、お客さまのご感想です。

ウチカラの皆様へ、

宇高さん、ウチカラの皆さん、こんばんは。

作年末より4度のオーガナイズ作業をありがとうございました。
思い起こせば半年以上前、
偶然知った宇高さんの存在に直感的に運命を感じました。

目の前に積もる膨大な荷物に埋もれていた私は、何をどうして良いのかわからず苛立ちの毎日でした。
どうにかしたいのに、どうにもできないジレンマ。
もはや自力ではどうにもならず、かと言って誰に頼めば良いのかもわからず…
そんな時に出会った宇高さんのブログが光かがやいて見えました。
この方にお願いしたいと思ったんです。

3ヶ月ほど待った初回、はじめてお会いした宇高さんと小川さん。
とても緊張していたのですが、お二人とも本当に素敵で優しくて…。
カウンセリングでも私の拙い話にずっと寄り添っていただきました。

話すことで自分の思考を抜き出し、ぼんやりとしていた『私はどうしたいのか?』という目標が何となく見えるようになりました。

漠然と『きれいにしたい』のではなく、『ここに住む家族が気持ちよく過ごすために何をするのか、どう仕組みをつくるのか』。
自分一人で苦しんでいると思っていましたが、自分の気持ちを共有できていなかったから家族に伝わらなかったんだと反省しました。

誰かのためではなく、自分のため。
それを家族でどう共有するか、なんですね。

そんな私に的確なアドバイスをくださり、支えてくださった宇高さん。
そして異なる利き脳の小川さんのアドバイスにもたくさんのヒントをいただきました。
自分本位にならず、譲るポイントもわかった気がします。

物が溢れかえっていた子供部屋。
やっとこさ布団の敷けていた和室。
ここの二つのオーガナイズは圧巻でした。

ウチカラのすごいところは、なんと言っても『馬力』だと思います!
華奢な皆さんの『馬力』、本当にすごいです。
全出しから始まり、選別、収納。
『ここにはこれを置くべき』という収納に対する概念を取り払ってくれました。

否定することなく、私の判断を穏やかに待ってくださり、時に背中を押してくださいました。
どれだけの袋詰めの品々とサヨナラしたかしれません。

本当に好きなものと必要なものは何か、
ここまでじっくり向き合ったのは初めてだと思います。

気持ちのこもったものほど判断に困りますが、気持ちを受けとり、品物は冷静に見極めていけるようになりました。

3回目の作業ではさらに大きく変化し、家全体に風が吹き抜けていくのを感じました。
田中さん、ありがとうございました。

帰宅した小学生の長男がうれしそうにこもった自分の部屋。
あのときの顔は忘れられません。

綺麗な和室でゴロゴロ転がる1歳の次男も楽しそうです。

手当たり次第に散らかす次男ですが、簡単にリセットできるようになりストレスが減りました。
これって、本当にすごいことだと思います。
ちょっと時間をもらえば、部屋にお友達をあげることもできるようになりました。

そして、なんといっても物置と化していた主人の可哀想すぎたシェーズロング。
あのときの宇高さんの顔が忘れられません(笑)
今はリビングで誰かしらが心地よく寝そべっていて、生き返りました。
主人は『おぉ~~!』と叫んで喜んでくれました。

シェーズロングのあるリビング、大好きなモビールとカーテン。
それを見るのが幸せです。

まだまだ課題はありますが、ゆっくりじっくり進化させていきたいと思います。

喜怒哀楽、整理収納。
すべてを家族で共有していきたいと思います!
本当にありがとうございました。
皆さん、大好きです!

いや、ほんと、嬉しすぎてまた泣けてきましたから~(T_T)(T_T)

実はコンサルティングのときも、お客様と私と小川の3人で涙しましたね。。。

あの時、勇気を出してお申込みしていただいて本当によかった!!
その後も講座に参加してくださったりと、前向きに行動されているお客さま。
本当にその変化が嬉しくてなりません。
(ただひとつ、文中の「華奢」という言葉は私には全く当てはまりません(苦笑)。小川は華奢ですが)

S様、素敵な感想をいただきながら掲載が遅くなりましてすみませんでした。
掲載のご協力、心より感謝いたします!

『ウチカラ』はあなたのオウチから楽で楽しい暮らしを引き出すサポーター。
家を整えた後も、しばらくはお客様自身の努力も必要になることもあると思いますが、今後の長い人生のひとつのきっかけになればと思っています!