片づけはいつから始める?
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横浜のライフオーガナイザー®宇高有香です。
週末、娘がなんだか部屋をがさごそやっているな〜と思ったら、案の定こう言われました。
「ママ、『いるいらない』やるから、あのマットだして~」
そうです、娘のお片付けスイッチが入ったようで、要不要の仕分け布(色付きのもの)を出してほしいというのです。
もう何年も前からこの仕分け布で要不要をしてきたので、彼女にとってはそれを使うことがやりやすい方法なんだと思います。
娘はもう、私の声掛けなど全く必要なく、片づけを進めていきます。
今回の見直しも、完全なる本人の意思で、今の部屋のモノの見直しをすると言ってきました。
最後、定位置を決めるときに迷った時だけ、「お片付けの先生なら、どこに置きますか?」とクライアント気分で聞いてきます(笑)。
全出し、カテゴリー分け、要不要、使いやすく収める、、、そして維持の為の見直し。
片づけに必要な流れが、ここまでわかっている小学生(笑)。私は30代に入ってから本格的に片づけを学んでこれらを知ったので、この時点で片づけの方法をマスターしていることがなんとも羨ましく、、そして頼もしい限りです。
片づけはいつから始めるといいの?
これはよくお客様から聞かれる言葉なのですが、私としては、お子様が親の言っていることを理解したくらいのとき(1才半くらい?)から、「片づけ」は始められると思っています。
ここで注意してほしいのが、「片づけ」というのは、一連の流れの中での『習慣』の部分 、つまり「元の場所に戻す」行為だということ。
どこに何を収めるかどうか、量をどれだけも持つかどうかは、片づけの流れのもっともっと土台の部分です。ここについては、お子さまが小さいころはお母さんやお父さんが土台をつくってあげている、というのが大前提です。(ギクッとした方、いるかな?)
保育園や幼稚園の子達が、先生が「お片付けの時間だよ〜」と言ってお片付けの歌を歌うと、皆片づけますよね。あれは、どこに何を収めるか、という仕組みを園側がしっかりとつくっているからできることなんですよね。
我が家の子も、もちろんここから始めました。当時はよく、「おもちゃのおうちに戻そうね〜」なんていって、かごに放り込ませてましたね。できたら、「すごいすごーい!」と言って褒めまくって。そうすると、やっぱり子供は嬉しくって、それが毎日続くと、段々と習慣化していくんですよね。
だけど、こんな状態だったらどうですか?
✅(子供が)どこに何を入れたらいいのかわからない、わかりにくい
✅とにかくおもちゃの量が多すぎて、(子供が)片づけるのに時間がかかる
✅おもちゃを片付けても「片づいた」状態かどうか(子供が)わからない
これ、子供のおもちゃに限って書き出しましたが、大人の場合も大いにあり得ることですよね、、、
子供が片づけをしやすい環境をまずつくること
子供のものが散らかる――!
子供が一切片づけない!!
と思っている方は、まずは子供が片づけをしやすい環境をつくることが最優先です。
よく、「子供に全てのものを選んでもらおうとおもって、いる・いらないで分けさせるんですけど、すぐに『捨てちゃダメ!』と言って全然だめです」というママがいます。
ちょっと待ってください!要不要って、実はめちゃめちゃ疲れることですから!
大人(お客さまのこと)でも、片づけ作業の日は午後になったらほぼ全ての方がぼーっとしてしまいますよ!!
大人・子供関係なく、多くのものを目の前にすると、とっても頭が混乱します。そんな状態から「捨てるのあるでしょ!いらないものたくさんでしょ!」なんて言われたら、子供は一気にヤル気を失くしますよね(笑)
ですから、要不要をするときは、まずは親が見直す量を調節してあげてくださいね!とても小さい子なら、ある程度親が見切りをつけるのはアリかと思っています。
ちなみに今回うちの子が部屋中を見返して不要だったものはこれくらいでした。わりとよくこの要不要をやっているので、少なめです。
我が家では、子供が2才くらいからこの要不要を始めていますが、当時自分の片づけが終わり切っていたことがやはり重要だったなと思います。
結局は親が片づけの基盤を作る
その子の特性にももちろんよりますが、やはり住んでいる環境により子供の考え方は養われていくものです。
出したら元に戻す、食事をしたら食器を片づける、洗濯物が置きっぱなしになっていない、モノがあふれたら見直しをする、誰かが来るときには掃除・片づけをする、必要以上にモノを持ちすぎない
家の中がここまでできていると、子供も安心して片づけに取り組むことができます。
我が家は息子は片づけが苦手な子ですが、声をかけると自分の部屋は3分で片づけられます。友達を呼ぶ時にはちゃんと部屋を整えてから、というのを小さいころから伝えているので、友達を呼ぶ時には自ら片づけています。
娘は、最近私よりも片づけ好きなんじゃないかと言うくらい、片づけしている気がします^^;
彼女のモチベーションは、「自分の部屋は自分の一番好きな場所にしたいから!!」だそうです。はい、我が子ながら素晴らしいです!!
片づけには手順があります。
でも、手順だけではなく、そこにはモチベーションとかいう”感情”も必ず伴います。
それを小さいころから伝えられてきたことは、この仕事をやる云々を抜きにして、私の人生の中でも資産となっているなと本気で思います。
自分が片づけを克服し、それを人に伝えられるようになった。
そして伝えた人が実践している。とてもいい流れが自分の家族の中で見れて、私は幸せです!!!
その知識を学べるのが、ライフオーガナイザー2級講座。次回は2月8日です。
その後は少し先になるかもしれないので、お子様へ伝えられる知識を身に付けたい方、その前に自分がやらなきゃ!と思った方は是非お申込みくださいね!!
もうすぐやってくる年度末に、今年こそはバタバタしないように!
そろそろ本気で片づけに取り組みませんか???
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ライフオーガナイズの概念を詳しく知り、ご自宅の片づけのプロセス・家族との片づけの特性の違いについてワークを交えながら楽しく学びます。
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ずっとブログを拝見させていただいており、遡ってすべて!読みました。
インスタのほうもフォローさせていたはだいており、今日の投稿に、ふと子供さんの学習机のまえの、椅子が気になりました。
コイズミのデスクをご購入されたときには、椅子はまだとのことでしたが、これが新しく仲間入りされたのですか?どこのメーカーでもある程度あうのでしょうか?
よろしくお願いいたします!
先ほどお聞きしわすれました、その、学習椅子についてですが、無垢材の床に傷つかないように、かつ滑りやすいように、なにか椅子の足に貼ったりなさっていますか?
ヤマグチさん
コメントありがとうございます!そんなずっと遡ってみてくださったなんて嬉しいです。
ご質問の椅子の件ですが、実はこれ、2年程前に買った、ダイニングチェアです。娘はまだ食事はトリップトラップのほうが安定するので、ダイニングチェアが1つ余る形になったので、一時的にこちらを学習チェアにしています。部屋のデスクで何かをする頻度がまだ多くはないので、多少高さが合わなくてもヨシとしています。デスクで集中して勉強をするようになれば、デスク用チェアを購入すると思います。本当は回転式の椅子が便利なんでしょうけど(私も子供のときにそれが便利でした)、床は傷つきますよね。ただ、私は子供部屋の床は多少傷になっても、子供がそれで勉強しやすいのであれば、そちらを優先する気がします。
ちなみ、今は普通のフェルトシートを脚の底につけています!2枚重ねると、だいぶ滑りやすいことに最近気付きました!