【キッチン】セミクローズドキッチンのススメ
ブログ「ウチカラ」にご訪問ありがとうございます。
あなたの家(うち)から ラクで楽しい暮らしを!
横浜のライフオーガナイザー®宇高有香です。
今日は久しぶりにキッチンの話です。
我が家のキッチンはセミクローズド。
私は、今の家に住む前に2回引っ越したんですが対面式ではなかったものの両方ともキッチンが家の中心にあり、更に実家は家を建てたときから対面式でした。
正直、実家にいる時から、キッチン⇔ダイニングへの歩数が多いことが、とっても面倒だと思っていました^^;(実家の家が建ったのは私が小6のときだったのでその頃から密かに思い続けていたこと、、動線について超考えていた小学生(笑))
賃貸暮らしの際も、キッチンが家の中心にあることに対してあまりメリットを感じなかったので、我が家ではセミクローズドを自ら希望しました。
リビングから見た図。
キッチンはほぼ見えません。
ただ、ブログ記事をさかのぼってみると、すっかり忘れていたけれどどうやら対面式のプランもあったみたい。(今ブログ読み返したけど、ナツカシー!そして昔過ぎてなんだかハズカシー!)当初から、対面式に対して大きなメリットを感じていなかった私は、すぐにセミクローズドの今のキッチンのタイプを希望したのだと思います。
また、今から約2年ほど前に、ブロガーの皆で集まって家のプランを考えたことがあったのですが、実はその時のキッチンも、セミクローズドでした。
メンバーは、
マキさん
大木聖美さん
中山あいこさん
近藤こうこさん
私
の5名。
それぞれ、食には結構気をつかっているメンバーなのに、キッチンを充実させたい、という意思が全くなかった!というか、キッチンの話はほぼ出ませんでした。それよりも話に上がったのは家事のしやすさと、家族の団らんや勉強を見るなどの時間を充実させてくれる空間。
食にはこだわるけれど、私たちにとってキッチンに関しては日常の中心ではないのです。私達がキッチン空間に求めるものは、居心地がいいかどうかというよりも、使いやすい、調理しやすい、収納が適所にあること。実はこれは、昨今の忙しい主婦代表の意見だと思っています。
実際、ワーママの皆さん、いかにキッチンに長くいてその時間を充実させるか、よりもいかにキッチンに立つ時間を短くするか、ということの方が生活の上で大事だったりしませんか?
セミクローズドキッチンのメリット
ではセミクローズドキッチンのメリットについて書きたいと思います。
セミクローズドキッチン仲間(だと勝手に思っている)の、Akiさんも、以前このような記事を書いています。
Living Small ブログより
・縦型クローズドキッチンのメリット
・キッチンは狭いほうが使いやすいと思う理由
Akiさんにブログの掲載許可いただいています
クローズドキッチンの最大のメリットは下記3つ。
①家事効率がよい
我が家はキッチンのすぐ横にダイニングテーブルがついてるわけではないですが、とにかくキッチンからの歩数が少ない。
ちなみに、RCの壁にテーブルをつけていたときもありました。そうすれば、Akiさんのキッチン+ダイニングの形状と同じになります。(我が家はキッチン⇔畳スペースの行き来も多少あるので今はそうしていません)
対面式だと、キッチン⇔ダイニングの歩数がどうしても増えてしまうんですよね。
②隠せる
奥に何を置こうと、リビングダイニング側から見えません。
こんな風に我が家はコンロ横にレンジや家電がありますが、扉を開けっ放しにしていても見えない。冷蔵庫も見えない。新居の収納コンサルをしていると、どうしても家電類を隠したい、と言ってパントリーの中に収めようとする方も多いのですが、冷蔵庫や家電も頻繁に使うので、私のようなズボラな人間は、できるだけ歩かず使いたいと思ってしまう。クローズドならその両方が実現できる!!
牛乳パックを乾かすときだって、こんな風に隠せる。対面式だと、この状態を隠すのって、なかなか難しいのですよね、、、
③料理に集中できる
これは人それぞれかもしれませんが、以前私が賃貸に暮らしていたとき、家の中心にキッチンがあったときは、換気扇の音がとてもうるさく感じ、テレビが聞こえづらかったりしました。そうすると、いつもよりも余計子供に呼ばれたり、料理が中断することが多かったのです。私は普段の料理は30分集中型。テレビを見ながら料理をするよりも、せめてスマホで音楽を聴くくらいにして、手と目は料理に集中してちゃちゃっと作ってしまいたい派なので、クローズドは料理に集中できるなぁと思っています。
他にも、我が家の場合は、吊戸棚を低くして調理スペースのすぐ上のゴールデンゾーンを広く収納に使えたり、といい事ずくめだと思っています。
セミクローズドキッチンのデメリット
では、デメリットは?と考えたとき。思い浮かんだのは大きく言って1つかなと思っています。
参考例が少なくてイメージできない、選べない
最近、仕事でいろんなメーカーのキッチンのカタログを見比べていたのですが、とにかくカタログのステキなキッチンはオープンキッチンばかりでした。そしていろんな工務店やハウスメーカーのキッチンの間取りをインスタなどで調べてみても、もうほとんどがオープンキッチン。オープンキッチンって、カタログで見たらとっても素敵なんですが、普段の生活でスッキリオシャレに保てる人ってどのくらいの割合なのかな、、、とついつい考えてしまいます。いや、忙しい主婦にはかなり難しいと思います、、、、
これだけ対面式やオープンキッチンが主流になっていたら、やっぱり普通の感覚の人は、疑うことなく「キッチンは対面式」と思ってしまうでしょう。
我が家は造作キッチンなので、『選ぶ』という意味ではハードルはなかったのですが、各種メーカーが出している壁付けキッチンの種類が明らかに少ないので、システムキッチンの中から壁付けのキッチンを選ぶとなると、やはり結構なデメリットのような気がします。
他にデメリットを探してみたのですが、対面式キッチンのよしとされていた部分においての「対面式だと子供の様子が常に見れる」「対面式だと(料理している人が)孤立しない」ということがセミクローズドキッチンの場合、デメリットになるか?というと、そうでもないな、と思うのです。
子供の様子を見ながら料理するというのは、確かに赤ちゃんのときは一時も目を離せない時期があるかもしれませんが、その期間て実はほんの一瞬。前ではないかもしれないけれど、横を見たら赤ちゃんの様子はわかる、ので十分かと思います。孤立云々に関しては、現代の忙しい主婦にはそこまで気にすることでもないかな、、、と。
このデメリットについて、私一個人が何かできることではないかもしれないけれど、ここ2年くらいで住宅メーカーさんや全国の工務店さんとたくさんつながりができたので、少しでも対面式キッチンが主流の流れを変えて行くことはできないかな???と密かに野望を抱いています。
時代にマッチしたキッチンを!
結局のところ、私がこのキッチンのことを推したいのは、忙しいママに間取りや選び方の工夫で、暮らしがラクになってくれたらなという想いから、、です。
正直、建築業界はまだまだ男性社会なのです。昔からの風習で、そこから大きな変化もなく今に至っている間取りもたくさん見てきました。
(例えば、日本のキッチンにいまだにごみ箱の定位置が組み込まれていないのも、かつての一軒家では勝手口があり、外にごみ箱を置いていた時代の名残でもあります。)
ここ10年でも、女性の暮らし方は大きく変化しています。 育児と家事に、仕事やキャリアの問題がプラスされる一方で、子供の教育面サポートや介護においてはまだまだ女性に負担がかかっていくような状態です。今、コロナで休校中の今、忙しさの面でしわ寄せがきているのはほぼ女性のような気がします。だからこそ、住む家については忙しい女性をサポートしてくれる仕様であってほしいな、、と強く思っています。
エンドユーザーはSNSの影響で有益な知識を得ることは得意になっていく一方ですが、まだまだ実は業界が追いついていない、、という現状。
なので、新居を計画している方は是非そのような情報を引き続き得ていただき、恐れずに施工側に疑問や希望を投げかけてほしいな、と思います。そんな言葉にきちんと反応してくれる会社や設計者はきっと信頼できる相手ですから!
時代にマッチしたキッチン。こんなキッチンが増えていくことを願って・・・
現在数名の方のメールアドレスに届かない状態になっています。まだ届いていない方は、迷惑メールに入っている可能性がございます。それでもない場合は、お手数ですが他のメールアドレスにてご登録ださいませ。docomoメールが入りにくくなっているようです。お問い合わせはこちらから・・・★
現在募集中!!
〇サービスのお申込み・取材・セミナー依頼等のお問い合わせはコチラ・・・★
〇ライフオーガナイザー2級認定講座
ライフオーガナイズの概念を詳しく知り、ご自宅の片づけのプロセス・家族との片づけの特性の違いについてワークを交えながら楽しく学びます。
次回の日程が決まり次第改めてお伝えいたします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
↓更新の励みになりますのでイイネ!とクリックお願いします!
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
気になる情報がたくさん見れます!↓
もっと心地いい暮らしがしたい! |
この記事へのコメントはありません。