使いやすいクローゼットの形状とは??

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あなたの家(うち)から ラクで楽しい暮らしを!
横浜のライフオーガナイザー®宇高有香です。

先日、インスタに我が家のクローゼットの画像をアップしたとき、宇高さんの衣類これで全部ですか?
と聞かれましたので、質問にお応えしますね。

インスタに載せたのはこの画像

こちらの画像は、主にトップス収納。(最近のロング丈の流行により丈長めのスカートもここ最近追加されたので、丈の長いものはこちらに収めています)

この隣に長細い収納がついていて、そちらにボトムスを。全像は、こちらです。
全体量としては決して少なくはありませんが、ここ全てで一年分が収まっています。(アウターは別)
ちなみに、オンシーズンのものをパイプに掛けているので、今冬物の引き出しの中(右下の引き出し)はスッカスカです!

衣替えも必要なくて、季節ごとに少しずつ引き出しの中がスッカラカンになっていき、オフシーズンの服は引き出しにちょうどよく収まる、といった具合です。

我が家のクローゼットの配置はちょっと変わっていて、ベッドを挟んで両隣が夫婦それぞれのクローゼットとなっていて
左側が私、右側が主人用。(一番右は私のバッグ収納及び仕事関係のものです)

光がたっぷり入る部屋なので、朝コーディネートをするのにとても見やすくて、扉を開けたらクローゼット内一面全て見渡せるのでとてもお気に入り。
以前にクローゼットにとってもこだわりのあるこの人からも、「クローゼットにおいて最高の条件が詰まってる!」と大絶賛されたこともあります。
そして先日、仲間達とクローゼットの形状について話していて、
「夫婦別になってて、壁面収納で、光が入ってというのが理想的。宇高さんちのクローゼットの形状だね!」
と太鼓判を押されました(嬉)。

WICと壁面クローゼット、それぞれのメリットデメリット

今までいろんなお宅のクローゼットを見てきました。
現在の世の中の主流はウォークインクローゼット。
WICのメリットは、スーツケースのような大きなものを収めやすいこと、そして寝室の壁面の面積が増えるので、寝室内に家具を置きやすい、ということでしょうか。
新築のマンションでは必ずと言っていいほど、主寝室にWICがありますね。とは言え、悠々とウォークできる(歩ける)物件は今まで僅かしか見たことがありません。
・引き出しを引き出す
・衣類全体を見渡す
これらをスムーズに行うには、本来は通路のサイズを70cm以上確保したいところなのですが、なかなかそういう訳にも行かず、クローゼットの中でどうしてもカニ歩きになってしまうケースが多いです。それ故に、クローゼット内はいつしかモノを溜めてしまう、、、
また、WICの方が衣類が収まると思っている方も多いのですが、実際は壁面の方が収納量はとれます。
そして、そもそも、片付けるときに体を左右に90度回転し衣類を片付けることを面倒に感じる方は、WICはあまり向いていないので、注意が必要です。
その他、L字型、コの字型のクローゼットであれば、角のところにどうしても使いづらい場所ができてしまうなど、、、実はクリアしなければならない問題は多いのですよね。

一方、壁面クローゼットとした場合、扉に主に用いられるのは折れ戸ですね。
折れ戸のメリットは開けたときに扉の部分が小さくなることなのですが、実はこの折れ戸、、今まで伺ったほとんどのお宅で、閉まっているのを見たことがありません。
扉を引いて、レールを滑らせるのは、意外にも面倒だったりします。
開けっぱなしでも素敵に見えるほど整っていればいいかもしれませんが、、残念ながらそうではない場合が多いですね^^;
折れ戸であっても開き扉であっても、全体を見渡しやすいのは壁面クローゼット。
また、WICのように別室とはならないので、専用のライト等は必要ありませんね。
埃問題については、扉を閉めておけばWICのよりも壁面クローゼットの方が衣類に埃は溜まりづらいです。
ただ、壁面の一面をクローゼットとした場合、家具を置けるスペースは少なくなるので、置き家具を置きたい場合、デメリットになります。

壁面クローゼットもWICも使いづらい場合

クローゼットといえば上記の2択のような気もしますが、どちらの収納も使いづらい場合、またはそのような収納がない場合は
・押入れをクローゼットとして使う案
・家具を使用してオープン収納にする
などの案が挙げられます。
押入れは奥行が深いので少し使いづらいのと、中段があり長物は掛けられないと思われがちですが、マンションの間取りだとリビングに面した和室などに配置されている場合は、最もアクセスのしやすい場所になることもあります。
今までのお客様でも中段・枕棚を外し、その中をクローゼットにした例や、ワンピース等の長物の収め方をなんとか工夫して押入れをクローゼットにした例は数多くあります。

また、家全体の使い方を検討したときに、書斎と称してただ物が集まっているだけのお部屋や納戸となっている部屋をファミリークローゼットにした例も。このときには市販されている収納家具(スチールシェルフ等)や少しリフォームをしてヴィータスパネル等の専用商品を使うことが多いです。
お部屋一室分に家族の衣類が集まるので、衣類を戻すときに戻しやすく、オープン収納なので、扉の開閉は必要ないです。元々個室として想定されている部屋は、窓があることが多いので採光もとれます。

使いやすいクローゼットの形状・まとめ

で、結局1番使いやすいのは?
と聞かれれば、私は開き扉の壁面クローゼットまたはオープンクローゼット、と答えますが、それはあくまでも私の意見。
どちらにしろ、衣類が収納に対して適正量になっていれば、それだけでもかなり使いやすくなります
先日クローゼットの片付け作業を行ったお客様は、
「作業をしながら宇高さんに『服が少ない方がコーディネートの幅が広がりますよ』と言っていたのが、やってみて本当にわかりました!服を選ぶのが楽しくなりました!」
と何度も話してくれました。

こんな風に既存の収納も、ちゃんとプロセスを踏んで片付けを行えば、使いやすさは各段に上がります。
ただ、今現在新築を検討中の方、これから建てようと思っている方については、ハウスメーカーや工務店の提案を鵜呑みにするのではなく、固定概念にとらわれない発想でクローゼットのことを考えてプラニングして欲しいなと思います。
(クローゼットの収納にお悩みの方、また新居設計予定の方で暮らしやすい家のアドバイスが欲しい方は、是非お問い合わせくださいね!)

服は毎日着るもの。だけど、長年、家の中のお悩みNo.1はクローゼットと言われるだけあって、クローゼットが完璧に整っているというお宅は多くありません。
クローゼットが整っていれば、片付けにかける手間も少なくなりますし、洗濯の動線も変わってきます。
そして何より、純粋にファッションを楽しめるようになります。

年末に向け、大掃除ついでにクローゼットの整理、是非やってみてくださいね!!

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